六義園へ行こう!

六義園に行こう!


六義園へ行こう!東京都文京区駒込にある六義園は花見の名所です。梅やしだれ桜、つつじが色鮮やかに。夜景でライトアップ夜桜を見るのは最高!秋の紅葉の時期もきれいで、心を安らかにリフレッシュしてくれます。華道家の仮屋崎氏も絶賛。そんな六義園の見どころやアクセス、地図など情報満載。写真や口コミ情報etc.

六義園とは?




六義園のたたずまい
「六義園」というのをご存知ですか?


六義園と書いて「りくぎえん」と読みます。「ろくぎえん」と言うのは間違いなので、気をつけましょう!


六義園は、東京都文京区本駒込六丁目にある都立の庭園です。徳川家5代将軍である徳川綱吉の側用人、柳沢吉保の下屋敷の敷地に、吉保自らが和歌の世界を庭園で表そうと考え設計し開園させたものでで、平坦だった土地に丘を作り池を掘って完成させました。


現在も変わらずに見事にそれが表現されています。また、芝生などの整備も行き届いていて、都内を代表する日本庭園の一つとして、観光客も多く訪れます。


この「六義園」という名称の由来は、中国の詩経に分類されている詩の分類法を和歌にも適用させたといわれる紀貫之の「古今和歌集」の序文に書かれている「六義」(むくさ)に因んでいるといわれています。


当初は、六義園と書いて「むくさのその」とも呼ばれていました。
柳沢吉保は、この古今和歌集に出てくる和歌を庭園で再現しようとしたのでした。この庭園は、完成当時は、小石川後楽園と並び二大庭園と称されていましたが、その後、代々柳沢家の別荘として使用される程度で徐々に荒廃していったのです。


明治期に岩崎弥太郎(三菱財閥の創業者)が購入し、1938年に東京市(現:東京都)に寄贈され、一般にも公開されるようになりました。とくにツツジの花は有名で、今では駒込=「ツツジの花の街」といわれるほど存在となりました。



<基本情報>


● 開園年月日 : 昭和13年10月16日


● 開園面積 : 87,809.41平方メートル


● 樹木数 : 6,020本 28,700平方メートル


● 主な植物 : マツ、モミジ、ケヤキ、イイギリ、ミズキ、クスノキ、スダジイ、ツツジ、サツキ、シダレザクラ、サクラ、ウメ、ムラサキシキブ

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六義園の見どころ・パワースポット


 「六義園」の見どころについて調べてみました。


 六義園は、 柳沢吉保の文学的造詣の深さを反映した繊細で温和な日本庭園で、庭園は中之島を有する大泉水を樹林が取り囲み、紀州(現在の和歌山県)和歌の浦の景勝や和歌に詠まれた名勝の景観が八十八境として映し出されています。

六義園・梅


2月には、六義園の梅が見頃となります。そしてその頃に『早春の六義園~和を楽しむ~』というイベントが開催されます。

春の息吹が感じられるこの季節に、早春の和を彩る梅が咲き、美しい庭園の風景をお楽しみいただけます。

都心で梅を見るなら六義園かも?

六義園・枝垂れ桜



 六義園で、絶賛する見どころの第一は何といても「しだれ桜」ではないでしょうか。

しだれ桜が豪華絢爛!
 六義園の正門を入ってすぐの内庭大門をくぐった瞬間、目の前に現れる巨大なしだれ桜の大木に見入ってしまいます。周囲に3本の若木を寄せ植えしてあるため、ボリューム感がハンパじゃなくすごいんです。


 高さ13m、幅17mの堂々たる枝ぶりから、薄紅色の花を地につくほどに垂らすさまは、壮観そのものです。


 4月上旬の満開時には、つい見とれて足が釘付けになってる人やらスケッチブックに熱心に写生してる人なども見受けられます。


 そのしだれ桜の開花に合わせ、ライトアップを行っています。青空に映える花の色も優しげで風情がありますが、幻想的な光に包まれた夜桜の姿は、妖しくも神秘的で心が惹かれます。
テレビで、有名な華道家である仮屋崎さんが、「パワースポット」として紹介したぐらい、神秘のパワーを秘めているのかも知れません。

 期間中は桜とともに、庭園内の各各所でもライトアップが行われ、別世界のようです。

六義園・妹山/背山  


 回遊式築山泉水庭園の要諦をなすのが、中央の泉水に浮かぶこの中島で名前を「妹山(いもやま)・背山(せやま)」、または「妹背山(いもせやま)」と呼びます。
一般観覧者は中に入ることはできません。


 妹山・背山・玉笹 【八十八境のうちの三境】
いもせ山中に生たる玉ささのひとよのへたてさもそつゆけき 妹と背の山の中に有る石なれは、中に生たるという言葉へたてと云言葉に縁をとり。
〔楽只堂年録第百八巻元禄十五年「六義園の記」より〕


 中の島にある築山。古くは女性のことを妹(いも)、男性のことを背(せ)と呼び、この中の島は男女の間柄を表現しています。イザナギ、イザナミの故事にちなむ「せきれい石」もあります。


六義園・ささかにの道


 「ささかに」とはクモの古い呼び名で、老が峰の北側を通る樹幹の小道がクモの糸のように細いことから、そう名付けられました。この小道に限らず、園内の樹間の道をたどっていくと、吉保が訪ねた和歌の世界へと次第に誘われていくような気分です。


六義園・4つの土橋


 千鳥・白鴎・山陰・藤浪と名の付いた園内四箇所の土橋。土留めの瓦の隙間に生える夏草が、そこはかとない風情と醸し出しています。


六義園・出汐の湊


 シダレザクラを後にして中に入ると、眼前に池が広がります。この最初の池畔が、「出汐の湊」と呼ばれる展望の良い眺めの良いところです。
 右手に中の島を、左手には蓬莱島が、そして対岸には吹上浜がみえます。

六義園・つつじ茶屋


 明治年間、岩崎氏の代に、つつじの古木材を用いて建てられたこの四阿(あずまや)は、幸いにも戦災を免れ、現代にその希少な姿を伝えています。11月下旬には、紅葉したモミジに囲まれ、見事な景観となります。

六義園の秋も見どころ満載!(美しい紅葉)

六義園の紅葉は素晴らしい!
 六義園は、「桜の名所」と思われがちですが、実は「紅葉」も大変綺麗なところです。むしろ、紅葉の六義園といってもいいかもしれません。


 六義園では、毎年10月下旬から11月下旬にかけて、紅葉が見ごろを迎えます。都内随一の紅葉といっても過言ではありません。


 また、その時期にはライトアップされるので、夜の紅葉を見るのも楽しみです。   毎年恒例の「紅葉と大名庭園のライトアップ」では、光によって闇夜に映し出される550本のモミジやハゼノキ、イチョウの紅葉をお楽しみいただけます。その時期は開園時間も延長するようです。

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六義園 利用案内

六義園のご利用方法などをまとめてみました。

◆開園期間◆

年中(※年末・年始12/29~1/1はお休み)

◆開園時間◆

午前9時~午後5時
(入園は午後4時30分まで)

◆駐車場◆

併設の駐車場はありません。
電車をご利用ください。

◆入場料金◆

一般及び中学生 300円
65歳以上    150円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
20名以上の団体
 一般及び中学生 240円
 65歳以上  120円


※身体障害者手帳、愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳または療育手帳持参の方と付添の方は無料

●無料公開日 みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)


【年間パスポート】
大人      1,200円
65歳以上    600円 

◆アクセス◆

所在地:東京都文京区本駒込6丁目
JR山手線または地下鉄(東京メトロ)南北線の駒込駅より徒歩7分
都営地下鉄三田線の千石駅より徒歩10分

◆お問い合わせ先◆

(財)東京都公園協会本社
〒160-0021
東京都新宿区歌舞伎町2-44-1
東京都健康プラザハイジア9・10F
TEL 03-3232-3011(代)

六義園 マップ

周辺マップ

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六義園よくある質問

Q.
六義園って中にお酒など持ち込み花見できますか?

A.
できません。
あそこは、見学する日本庭園です。
ござを広げるスペースもあまりありませんし、本当に散歩するのみですよ。



Q.
六義園は何故
「ろくぎえん」とは読まずに「りくぎえん」と読むのですか?

A.
「ろく」と言う音は、呉音
「りく」と言う音は、漢音

春のつつじも見どころ!

呉音とは
日本における漢字音の一。漢音の渡来以前に朝鮮半島経由で伝来した、中国南方系の字音に基づくといわれる音。「男女」を「なんにょ」と読む類。漢音を正音と呼ぶのに対して、なまった「南の音」の意で平安中期以後呼ばれるようになったもので、仏教関係や官職名などに広く用いられた。


漢音とは
日本漢字音の一。奈良時代から平安初期にかけて、遣唐使・音博士や日本に渡来した中国人などによって伝えられた、隋・唐代の洛陽(今の河南)や長安(今の西安)など中国の黄河中流地方の発音に基づく音。「経」「京」を「ケイ」と読む類。平安時代には、それ以前に伝えられていた漢字音に対して、正式な漢字音の意味で正音とも呼ばれ、多く官府や学者に用いられた。



Q.
駒込の六義園を、ゆっくり散策したいのですが、どの程度、時間の余裕を持ったら良いでしょうか?

A.
さっさか見れば30分、のんびり見ても2時間が良いとこじゃないでしょうか・・・
桜の時期なら見応えありますが今の時期だと何だろう?
のんびりは良いですが寒い時期です!防寒対策はして下さいね


ライトアップした風景